患者さまより「入れ歯を付けてから喋りにくくなることはあるのか?」とご質問頂くことがあります。入れ歯は食べ物を咬み砕く歯の役割を担うために口の中に装着するものでありますが、入れ歯を入れると喋りにくくなることは、あるのでしょうか。そこで今回は、入れ歯を入れることによって喋りにくくなるのか、その他に支障があるのか、詳しくご紹介して参りましょう。
▼入れ歯を入れると喋りにくくなるの?
入れ歯は食べ物を咬み砕くための役割がありますが、口に入れることで喋りにくくなることがあります。なぜならば、基本入れ歯は歯科用プラスチックで形成されている場合、ある程度の厚みが必要となり、入れ歯を作製したばかりの時には、入れ歯が妨げとなり喋りにくくなる傾向にあります。
喋りにくさは、入れ歯に慣れることで徐々に軽減されて行きます。
▼喋りにくくなるのを防ぐ対策は?
まずは入れ歯に慣れることが先決でありますが、以下が喋りにくくなることを防ぐ対策となります。
【乾燥を避ける】
お口の中が乾燥しがちになると、喋りにくくなる傾向にあります。お口の体操や、マッサージを行い唾液の分泌を促し、乾燥しがちなお口の中を潤す対策を取りましょう。
【入れ歯の調整】
入れ歯を調整することで、喋りにくさが軽減できる場合もあります。新しい入れ歯を作製した場合には、1週間から10日ほど慣れるまで様子をみて、入れ歯の調整を行いましょう。
【自費診療の入れ歯】
自費診療で入れ歯を作製することで、喋りにくさを軽減させることが可能です。自費診療の場合には金属床と呼ばれる金属を使用した入れ歯を作製することができ、金属を使用するために極力入れ歯を薄くできるため、入れ歯が妨げになり、喋りにくくなるリスクを軽減させることが可能です。
以上、今回は入れ歯を入れることによって喋りにくくなることはあるのか、そうならないための対策について、詳しくご紹介して参りました。入れ歯でお困りの際には、お気軽にご相談ください。
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