入れ歯は虫歯や歯周病で歯を失った際の治療法の選択肢の1つでありますが、人工臓器の1つでもあるために、入れ歯治療を行う前に検査が必要であります。そこで今回は、入れ歯を作製する際に必要な検査について、詳しくご紹介して参りましょう。
▼入れ歯作製に検査は必要?
冒頭にご紹介したように入れ歯は人工臓器であり、作製するまでには様々な検査が必要となります。一見単純に見えるお口の中の環境はとても複雑であり、歯を失った部位、咬みぐせ、お口の中で負担となっている部位、唾液の分泌量、性状、入れ歯の土台となる歯槽骨の常態、入れ歯と接する粘膜の常態などの確認を行います。
更には入れ歯製作を行う前に、虫歯や歯周病を行いお口の中の環境を整える必要性があるために、検査が必要となります。
▼検査って何をするの?
一般的な検査項目は以下の通りとなります。
・視診
・触診
・口腔内写真撮影
・レントゲン撮影
・歯周組織検査(歯牙が残っている場合)
・咀嚼力検査(必要に応じて)
▼検査を行った後は?
検査を行った後、虫歯や歯周病治療などを行う必要性がある場合には、すべての治療を終えてから入れ歯作製となり、1、2回の治療で済む場合や、十数回の治療を要する場合もあります。
以上、今回は入れ歯作製の上で行う検査について、詳しくご紹介して参りました。入れ歯を作製するにはお口の中の状況を把握する必要があり、入れ歯治療を成功させるためには欠かせないものであります。入れ歯作製をお考えの際には、お気軽にご相談ください。
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