歯科医院によって入れ歯の仕上がりが異なっていくと聞いたことはありませんか?内科医、外科医と身体を治す専門医がいるように、歯科医院も入れ歯作製が得意な医院、虫歯治療が得意な医院など、それぞれ得意分野の診療科目を掲げる歯科医院も少なくありません。そこで今回は、医院によって入れ歯の仕上がりが変わるのか、詳しくご紹介して参りましょう。
▼入れ歯完成までの工程
はじめに、入れ歯の完成までの工程を確認しましょう。
ステップ1 : 口腔内検査
口腔内を目視、レントゲン撮影などをおこない、入れ歯の作製でいるかどうか、診断をおこないます。
ステップ2 : 印象採取
お口の中の型取りをおこないます。
ステップ3 : 個人トレーの作製(技工所)
技工所で個人トレーの作製
ステップ4 : 個人トレーで印象採取
技工所で出来上がった個人トレーを使用して、お口の型取りを行います。
ステップ5: 咬合床作製(技工所)
個人トレーで採取した型をもとに咬合床を作製します。
ステップ6 : 咬み合わせ採取
咬合床をお口の中に入れて咬み合わせの採取を行います。
ステップ7 : 人工歯を並べる(技工所)
顎の動きを再現する咬合器に取付け、人工歯を仮並べする。
ステップ8 : 試適
人工歯が仮並べされた入れ歯を指摘し、咬み合わせ、高さ、審美性などを確認します。
ステップ9 : 仕上げ(技工所)
仕上げ作業を行い、ロウで作製した部分をプラスチックに作り替えます。
ステップ10 : 装着
仕上がった入れ歯を装着し、しっかりと咬み合っているか、最良な状態であるのか、確認を行います。
ステップ11 : 調整
仕上がった入れ歯を使い、調整を行います。
▼入れ歯は歯科医院によって仕上がりが異なる?
上記のように、入れ歯の完成までには歯科医院、更に技工所での作製が必要不可欠であり、入れ歯の仕上がりは、歯科医院はもちろんのこと、入れ歯を実際に作製する技工所によっても入れ歯の仕上がりは異なって行きます。
歯科医院には、診療科目が存在し、外科処置を行う口腔外科、虫歯治療を行う一般歯科、予防を行う予防歯科、入れ歯や被せ物の治療を行う補綴歯科など、得意とする診療科目を掲げる歯科医院も少なくありません。
入れ歯を作製する場合には、入れ歯作製を得意とする歯科医院を選択することを視野に入れましょう。
以上、今回は医院によって入れ歯の仕上がりが変わるのか、詳しくご紹介致しました。入れ歯でお困りの際には、お気軽にご相談ください。
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