患者さまより「早急に入れ歯が欲しい」、「保険と自費どちらの作製期間が短いか」など、制作期間について、ご質問やご相談をいただくこともありますが、入れ歯を作製するには、それ相当な時間が必要とされています。そこで今回は、入れ歯保険診療と自費診療では作製期間に違いのあるのか、詳しくご紹介して参りましょう。
▼入れ歯の作製工程
まずは、入れ歯の作製工程を確認しましょう。
1) 口腔内検査
2) 型取り
3) 個人トレーで型取り
4) 咬み合わせの型取り
5) 試適
6) 装着
7) 調整
上記のような工程を経て、入れ歯は作製されています。
▼保険と自費の違い
保険診療では、定められた材料と機器をよういて作製しなければなりませんが、自費診療では、材料、機器、工程を自由に定めることができるため、最良な入れ歯を作製することが可能となり、自費で作製する入れ歯に比べると、保険で作製する入れ歯は機能性や審美性に劣ってしまいます。
▼作製期間の違い
上記でご紹介した通り、入れ歯を完成させるまでには、様々な工程を経て作製されるため、1日や2日で入れ歯を作製することは困難であり、保険で作製する入れ歯の場合には最短2週間から1ヶ月、自費の場合には最短でも2ヶ月から3ヶ月程の期間が必要と考えられています。
顎の動きはとても複雑であり、保険の場合には定められた工程のみで入れ歯を作製しなければならず、短期間の入れ歯作製期間でありますが、時間を掛けずに入れ歯を作製しなければならないため、その後の調整期間に時間を要することも多くあります。
一方、自費診療の場合には工程を自由に設定でき、精密な入れ歯の作製を行うために、数回に渡りお口の型取りなどを行えるために、作製期間は長くなってしまいますが、完成後の調整は比較的短期間で完了することが可能となります。
以上、今回は入れ歯の作製期間について詳しくご紹介して参りました。入れ歯の作製期間は保険の方が短期間で作製することが可能でありますが、その後の調整で時間を要するケースもしばし見受けられますが、自費では作製まで時間を要することが多いものの、その後の調整では比較的容易に行うことが可能であります。
入れ歯の作製をお考えの場合には、気軽にご相談下さい。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:9:30~13:00
午後:14:30~19:00
△:14:30~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日