コーヌスクローネ義歯とは、どのような義歯であるのか、患者さまよりご質問頂くことがあります。一般的な入れ歯とどのような違いがあるのか、把握している患者さまは少なくありません。そこで今回は、コーヌスクローネ義歯について詳しくご紹介して参りましょう。
▼コーヌスクローネ義歯とは?
コーヌスクローネ義歯は、100年以上も前にドイツで開発された義歯です。残っている歯に内冠と呼ばれる土台を装着し、さらに外冠と呼ばれる被せ物(人工歯)を作製し、茶筒の蓋をしめる要領で、両者を重ね合わせ外冠を装着させます。
内冠と外冠は金属で形成され、金属の摩擦力によって入れ歯を固定され、これらのことからもコーヌスクローネは茶筒式義歯とも呼ばれています。
▼コーヌスクローネ義歯の特徴
コーヌスクローネ義歯の特徴は以下の通りです。
・金属の引っ掛け(クラスプ)がない
・取り外すことができる
・清掃が容易
・歯周病になりにくい
・耐久性がある
・残っている歯を利用する
▼コーヌスクローネ義歯がおすすめの人は?
コーヌスクローネ義歯は以下の場合の人におすすめです。
・一般的な入れ歯には抵抗がある
・一般的な入れ歯は合わない
・審美性にこだわりたい
・インプラントに抵抗がある
・費用が高価でも、最良な義歯を手に入れたい(自費診療)
以上、今回はコーヌスクローネ義歯について、詳しくご紹介して参りました。コーヌスクローネ義歯は残っている歯を活用し、安定性や機能性、更には耐久性にも優れた義歯であります。コーヌスクローネ義歯の作製をお考えの際には、お気軽にご相談ください。
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