咀嚼はお口から栄養を摂取するために欠かせない運動機能であり、咀嚼力が減少してくると次第に食べ物を咬み砕きにくくなり、お口から栄養を摂取することが難しくなってしまいます。そうならないために行うお口のマッサージが推奨されておりますが、果たして咀嚼力に変化がみられるのでしょうか。詳しくご紹介して参ります。
▼咀嚼力とは?
まず、咀嚼とは何か確認しましょう。咀嚼とは、食べ物を咬み砕き粉砕する行為を指し、咀嚼力とは、それらの運動力を指します。咀嚼は咀嚼筋と呼ばれる4つの筋肉(側頭筋、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋)によって行われ、それら筋肉が衰えることで、咀嚼力が減少していきます。
▼お口のマッサージ
次にどのようにして、お口のマッサージを行うかご紹介しましょう。今回は、咀嚼筋の中でも大きな役割のある、側頭筋、咬筋をマッサージします。
【側頭筋マッサージ】
人差し指、中指、薬指をこめかみ(側頭部)にあてて、3回咬みましょう。
指をあてた部分が動くことを確認し、そのまま優しくマッサージを行いましょう。
【咬筋マッサージ】
人差し指、中指、薬指を頬骨の下にあるくぼみにおき、3回咬みましょう。指をあてた部位が動くことを確認し、そのまま優しくマッサージしましょう。
▼咀嚼力に変化があるのか
咀嚼力は加齢に伴い低下していくと考えられますが、咀嚼筋のマッサージを行うことで、凝っていた筋肉がほぐれ、スムーズに咀嚼が行われるようになるでしょう。
以上、今回はお口のマッサージで咀嚼力はかわるのか、詳しくご紹介して参りました。咬む力に不安がある、口が動かしにくいなどお悩みの場合には、お気軽にご相談ください。
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